rgamer を用いた講義資料などの作成方法について、簡単に紹介する。
rgamer が描画した図表をコピーして貼り付ければ良い。 利得表は Viewer (default の設定では RStudio の右下のパネル) に、 最適反応やゲームの木などの図は Plots(default の設定では RStudio の右下のパネル) に表示されている。 ここから Exports でクリップボードにコピーできる。
外部のアプリケーションを利用せずに、 RStudio を用いて直接プレゼンテーション用の資料を作成することも可能である。 いくつか方法があるが、ioslides (HTML) で作るのが最も簡単である。
ioslides で作成できる資料は以下のようなものである。
このような資料を作成するには、以下の内容を R Markdown 形式 (拡張子が Rmd のファイル)で保存して、RStudio で開いて Knit ボタンを押せば良い。 このようにしてできるファイルは html 形式である。pdf 形式にしたい場合は、html ファイルを Google Chrome で開いて、印刷から送信先で「PDFに保存」を選択すれば良い。
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title: "rgamer を用いた資料作成"
author: "Yoshio Kamijo"
date: '2023-02-12'
output: ioslides_presentation
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```{r setup, include=FALSE}
knitr::opts_chunk$set(echo = FALSE,
message = FALSE,
warning = FALSE)
```
```{r}
library(rgamer)
```
## 実行しつつコードを表示
\small
```{r echo = TRUE}
g1 <- normal_form(
players = c("player 1", "player 2"),
s1 = c("C", "D"),
s2 = c("C", "D"),
payoffs1 = c(4, 5, 1, 2),
payoffs2 = c(4, 1, 5, 2),
)
sol_g1 <- solve_nfg(g1,
mark_br = FALSE,
mixed = TRUE,
show_table = FALSE)
```
## 利得表を表示
\small
```{r, echo = TRUE, results = 'asis'}
sol_g1$table
```
## 最適反応を表示
\small
```{r, echo = TRUE, fig.align='center'}
sol_g1$br_plot
```
## 支配関係を表示
\small
コードは表示しない
```{r}
dom(g1)
```
## 展開形ゲーム
```{r, echo = TRUE}
g2 <- seq_form(
players = c("P1", "P2"),
s1 = c("C", "D"),
s2 = c("C", "D"),
payoffs1 = c(4, 5, 1, 2),
payoffs2 = c(4, 1, 5, 2),
)
```
## ゲームの木
```{r, echo = TRUE, fig.align='center'}
g3 <- seq_extensive(g2)
```
## 向きを変える
```{r, echo = TRUE, fig.align='center'}
g3 <- seq_extensive(g2, direction = "right")
```
## 向きを変える
```{r, echo = TRUE, fig.align='center'}
g3 <- seq_extensive(g2, direction = "up")
```
## 向きを変える
```{r, echo = TRUE, fig.align='center'}
g3 <- seq_extensive(g2, direction = "vertical")
```
上記の Rmd ファイル。
R Markdown の表記などについては以下のサイトが参考になる。
その他にも参考になるサイトはたくさんある。
準備中